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ヤマトスナハキバチとは!絶滅危惧種が営巣で東京都砂場が使用禁止!その生態は?

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こんな投稿をTwitterで見つけました。

2019年9月14日、東京都府中市内のある公園の砂場が封鎖されていました。

砂場が封鎖?

突然砂場が使用禁止になったその理由を調べてみました。

 

東京都内の砂場が使用禁止!その訳は?

砂場はこんな状態で柵で囲まれていました。

柵についている貼り紙にはこんなことが書いてあります。

“「現在この砂場には、一部他府県において絶滅危惧種に指定されている希少なハチが巣を作っています。

そのため、最短でも来年6月頃までの間、砂場を閉鎖し利用中止させていただきます。

皆様には、ご迷惑をおかけしますが、ご理解くださいますようお願いいたします。

なお、むやみに手を出さなければ危険性はありません」“

 

絶滅危惧種に指定されている希少なハチ?

調べてみると『ヤマトスナハキバチ』というハチということです。

このヤマトスナハキバチは環境省のレッドリストにも掲載されているほか、茨城では絶滅危惧2種(絶滅の危険が増大している種)に分類されるという珍しいハチだそうです。

ヤマトスナハキバチは砂の中に巣を作り産卵して幼虫を育てるハチとの事。だから砂場・・・納得しました。でも珍しい動物や昆虫の巣作りのために公園を閉鎖するって聞いた記憶がないのです。

府中市環境政策課の担当者も公園の一部を巣作りのため閉鎖することについて、「私が知る限りではないです。非常に稀なケースですね」と話しています。

 

それにしてもそんな希少なハチの巣作りによく気が付いた人がいたと思います。

6月19日に府中市の市民から「砂場に虫がたくさんいるが貴重なハチではないか」というメールが届き、大学の先生を経由して専門家に調べてもらったとの事です。

気付いた市民の方すごいです!!

私なら「砂場に虫がいて遊べないから殺虫剤撒いてください!」って言っちゃったかも(笑)

 

こうして専門家によって7月3日に「ヤマトスナハキバチ」の存在が判明しました。

来年の6月頃まで閉鎖し使用中止する理由については、“「翌年6月に羽化した成虫が見られた場合は引き続き保護の措置をとる必要があるんじゃないかということで協議をしようと思っています。見られなかった場合は、越冬はしなかったのかなということで、本来の公園利用に戻すという判断もあり得ると思います」”ということでした。

 

これを見る限り、絶滅危惧種のハチを守るためと、「むやみに手を出さなければ危険性はありません」ということから手を出すと危険があるからその危険から守るための措置として砂場を閉鎖したと思います。

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使用禁止砂場の場所は?

使用禁止になった砂場については、東京都府中市内のある公園と公表されているだけで名前や場所の特定がされていません。

その理由は、「珍しいハチということでマニアが持ち去る可能性もあるため、公園の名は伏せて欲しい」とのことでした。

なるほど・・・。珍しいと聞けば欲しくなる。ハチのマニアには手に入れたい種なのでしょう。

それに欲しい人がいると盗む人がいる。悲しい世の中ですがそれが現実です。

ハチを守るためには公園の名前を伏せるということなのですね。

特定はできませんが、府中市内の公園のグーグルマップを掲載しました。

禁止されている砂場で遊ぶのはやめましょうね。

そしてどんなに欲しくても、採ったり盗んだりはダメです!!

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ヤマトスナハキバチとは

ヤマトスナハキバチ(ドロバチモドキ科)

体長・12mm程度 

分布・北海道、本州、四国、九州、屋久島

 

小型の狩人蜂の一種で、体は黒く、腹部には黄色い模様があります。

複眼は緑色っぽいですね。

引用元:https://seirei-red.amebaownd.com/posts/4717664

これが話題のヤマトスナハキバチです。

う~~~ん、やっぱり普通のハチに見えてしまいます~。

 

ですが、生息地での個体数は基本的に多いものの、周囲に同じような開けた砂地がいくらあっても、営巣が認められる区画は限られるそうです。

自然の砂地環境が開発で失われると生息困難になるそうで、どうしても砂地がなくて困ったときに使う公園の砂場でも多数のハチが飛び交うのを見ると駆除されることがあるということです。

やはり貴重なハチと気づかれずに駆除されているヤマトスナハキバチもいたようですね。

引用元:https://seirei-red.amebaownd.com/posts/4717664

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砂場に巣を作る?その生態は?

海岸の砂浜や河川敷など、明るい砂地に単独で営巣しますが、時に公園の砂場など内陸の人工的環境で集団営巣する場合があるようです。

メスは砂地に斜めに穴を掘って、最深部の部屋に1個産卵すると巣口を塞いで外出します。

「アナバチ類」と呼ばれる狩人蜂は巣を作って獲物を搬入してから産卵するのに対し、ヤマトスナハキバチは何もない部屋に産卵してから後で獲物を搬入します。同じ「アナバチ類」でも異例だそうです。

 

ハチは砂地に穴を掘って産卵するのですね。

普通なら自然の中の砂地に営巣するはずだったのに、きっと見つけられずに公園の砂場に今回は営巣してしまったのでしょう。

ヤマトスナハキバチにとっての駆け込み寺になってしまったのかもしれませんね。

ネットの反応

本当にたくさんのツイートがあります。

ほとんどの方が最初にツイートした空転さんの優しいつぶやきと、最初に気づいて府中市にメールをした人、そして府中市の対応に感動し応援している模様です。


まとめ

正直、ハチは苦手です。怖いです。

でも今回の件を調べて、世界はすべての動植物で成り立っているということを思い出しました。

たくさんの意味不明な怖い事件や事故の中で、こんなにも小さな命を見つけ、守ろうとしている人もいて、それをたくさんの人が応援していると感じられ、本当に暖かく幸せな気持ちになりました。

ガンバレ!

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